鈴木龍也さん/介護職
なぜ介護職を
目指したんですか?
介護を目指すきっかけは、おばあちゃんにとても可愛がってもらったことへの恩返しという気持ちからでした。おばあちゃんに何かできないかと思った時に、介護福祉の知識を身につければ何か役に立つのかなということが始まりで、そこから社会福祉系の学科がある大学へ進学しました。 大学では認知症についても学び、奥の深さを感じました。
元々のきっかけであるおばあちゃんは特別養護老人ホームの仕事につくことになったことをとても喜んでくれ、入職式にも足を運んでくれ、一緒に写真を撮りました。
なぜ社会福祉法人蓬莱会を
志望したのですか?
蓬莱会を知ったきっかけは、大学で所属したゼミのゼミ長から良い施設があるという紹介からでした。その紹介もあり、インターンシップやボランティアを蓬莱会相模原の施設で体験しました。その時に利用者さんも職員さんも皆さん笑顔でアットホームな感じがあり、その印象が強く蓬莱会を志望しました。
実際に働き始めてからはインターンシップやボランティアは日中のわずかな時間の姿しか見ていなかったとわかりました。1日という時間の中で気分の浮き沈みなども見ることによって、大変なこともありますが、より深く関わることができ思っていたよりもやり甲斐があり楽しく働くことができています。
この施設で学んだことは
ありますか?
元々おばあちゃん子だったので、よくおばあちゃんとは話をしていました。しかし施設で傾聴という考え方・技術を身につけてから、話を聞くとこれまでただ話を聞いていたのとはまた違う印象を受けることを身をもって体験しました。これまでは話の内容はあくまでも一情報として受け止めていましたが、傾聴を通じて聞くおばあちゃんの話はより感情や気持ちというのを強く感じることができ、これまでよりもおばあちゃんと通じた印象があります。
入職時の不安はありましたか?
入職前に初任者研修を受けたものの、実際はわからないことばかりでした。しかし入職時にオムツのつけ方や食事介助など基本的なことをしっかりと研修していただきました。実際に食事介助も自分で利用者役もすることで、利用者さんの気持ちになることもできました。この研修のおかげで今は安心して働くことができています。
介護も半年も経つと一通り安心して行えるためより利用者さんと接しながら日々を過ごしています。
就職を考えている人へ一言
利用者さんにありがとうございますと言っていただくことは、当初思っていたよりもずっと嬉しいことでした。仕事が大変でもその言葉をいただくとホッとします。 わからなことも日々ありますが、上司や先輩に相談しやすく、とても親身になって教えてくれる職場です。
今は施設でベトナムの方も一緒に働いています。 異国で不安のはずなのに、笑顔で頑張っている姿を見ると僕自身もとても頑張れます。 ここに来るだけで勇気が持てる、そんな職場です。