2021年12月27日
ケアプラザさがみはら施設長の大塚です。
先日、相模原青年会議所の皆様から当施設にシグナルスカーフをご寄贈いただきました!
今後、施設の災害時の迅速な救助活動に役立てていきたいと思います。
ありがとうございました。
■シグナルスカーフとは■
大災害時、大小様々な怪我人が発生することが予測されます。
そのとき、多くの人が病院に殺到したら病院が混乱して本当に治療や処置が必要な人に行き届かない可能性があります。
ひとりでも多くの人の命を守り、助かる命を増やすことにつなげたい!と言う思いで「シグナルスカーフ」 は誕生しました。
シグナルスカーフは赤と黄色2色のスカーフとなっており、
・2時間以上柱や壁などに挟まれていた
もしくは
・自分で歩くことができない
このような場合は、赤い面が見えるように巻き、病院に搬送します。
上記に当てはまらない怪我の場合は、黄色い面が見えるように巻き、地域の診療所や救護所に向かっ てもらいます。
また、赤と黄色が半分ずつになるように巻くと避難に援助が必要な人のシグナルとなります。 (避難に援助が必要な人の例
・視覚や聴覚に障がいのある方
・高齢者
・妊婦
・乳幼児連れの人
・日本語の読み書きが難しい人 ・旅行客 など)
また、1辺が100cmほどの大きなスカーフなので、三角巾として利用したり、止血帯としての活用もできます。