2023年06月14日
介護支援専門員主催で認知症研修の応用編として「衣類へのこだわり~戻ってこない衣類、盗まれた上着の行方は?」と題してみえ子さんの事例を基にグループワーク形式で「ひもときシート」の活用方法を行いました。「ひもときシート」とは見えない部分を可視化するツールとなっています。
シートを活用し援助者視点から、本人を取り巻く8つの環境を考えることで、本人視点へと発想を転換していきます。
「事例のみえ子さん」についてシートに沿って考えていきました。
参加者からは、
「自分以外の職員の考えや意見が聞け、気付かなかった視点に気付くことができた」
「利用者さんのことを深く考える時間がなかった、そういう時間が持ててよかった」
「ひもときシートを活用したい」などの感想がありました。
支援の方向性を検討する上で難しいこともありますが、〇〇なのは何でだろう…?と深堀して考え、もしかして〇〇なのではないか。と仮説をたて、その人を分かろうとする事を大切にしていきたいと思います。
介護支援専門員 柴崎 多田