2025年02月28日
徳島 蓬莱荘です。
2月26日 阿波西高等学校にて、認知症サポーター養成講座を開催しました。
蓬莱荘から5名の職員で、伺わせていただきました。
途中、職員によるリアル感満載の寸劇を見てもらった後、グループワークを行いました。
高校生の皆さんが食い入るように熱心に見てくれた、寸劇の写真がないのが残念です。
最後に、阿波市介護予防サポーター”あわ座”の皆さんによる、認知症劇も見てもらいました。こちらの認知症のおばあちゃん役も、なかなか良い味が出ていて、
「ああ、こんな人、いるいる…」と、私も思わず演技に引き込まれました。
蓬莱荘に依頼が来たのは、コロナの影響もあって、数年ぶりでした。
認知症の世界は幅が広く、奥が深く。。。
なので、高校生に何を伝えるべきなのか、認知症をどう捉えてもらうのが良いのか、
ものすごく悩みました・・・。
しかし、90分という長丁場でも、高校生の皆さんが熱心に話しを聞いてくださり、
頷いてくれているのを見て、思いが少しでも伝わったのではないかな、と感じました。
認知症は誰もがなる病気。
認知症の人の感情は決してなくならないこと。
認知症の人は”困った人”ではなく”困っている人”
地域にはいろいろな人がいて、自分のできる範囲で構わないから
みんなで見守りあって、助け合っていける。
そんな地域づくりのお手伝いが、これからもできればと思います。